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2022.07.25

金沢の夏は、おまんじゅうから始まるらしい。

こんにちは。

今月は金沢支店からお送りします。

さて、今年もやって参りました...

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氷室まんじゅうの季節っ!(*´▽`*)

一見ただの酒まんじゅうですが、年に一度、7月1日にしか発売されない特別なおまんじゅう。

それが金沢の氷室まんじゅうなのです。

江戸時代、冬の間に雪を詰めて保存した氷室の氷を加賀の前田家から将軍家に献上するため、飛脚が江戸まで無事に届けられるように、町の菓子屋が麦まんじゅうを作ってお供えしていた所、それが庶民の間で広がり7月1日の氷室開きの日におまんじゅうを食べる風習として伝わっています。

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お花見の団子や菱餅と同じく色にも意味が込められていて、緑は「健康」、白は「お清め」、ピンクは「魔除け」だとか。(諸説あります)

あんこは粒あんか、こしあんか、しろあんか、皮はもちもちか、ふわふわか、お酒の風味、焼き印...などなど、氷室まんじゅうはお店の数だけ個性があるので、どのお店のを食べようか毎年悩みますし、胃袋がひとつしかない事が本当に悔やまれます...(ノД`)・゜・。

ちなみに私は「こしあん」+「皮ふわふわ」ラブです。

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7月1日の氷室開きの日に向けて、和菓子屋さんが一斉に作って売り出します。

写真のお店はほんの一部で、この時期は地元のありとあらゆる和菓子屋さんが大忙し。

もはやフェスの域です。氷室まんじゅうフェス!(`・ω・´)

今年もおいしく頂き、夏が始まりました。

皆さんが無病息災で、夏を乗り切れますように...。

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